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英国知的財産庁

展開

英国知的財産庁は英国の公式商標登録機関であり、越境セラーがAmazon英国のブランド登録用商標を無料検索し、官費で出願・更新するために使う公式の庁であって代行業者ではない。

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概要

英国知的財産庁(Intellectual Property Office、IPO)は英国政府の公式知財機関であり、代行業者ではありません。越境セラーはここで英国の先願商標を検索し、オンライン出願、官費納付、更新を行い、Amazon英国のBrand Registryや出品乗っ取りへの対応に使います。IPOはPatent Officeの対外名称で、科学・イノベーション・技術省(DSIT)傘下の執行機関です。所管は商標、特許、意匠、著作権政策。英国の著作権は自動発生で、公式の著作権登録簿はありません。

英国登録は英国の権利であり、EU商標ではありません。ブレグジット移行期間終了後、EU商標は英国をカバーしません。移行期末時点の権利は比較可能な英国商標(番号が UK009 / UK008 で始まることが多い)として複製されています。検索と出願は GOV.UK 上です。登録簿の検索は無料、出願は有料です。旧ホスト ipo.gov.uk は GOV.UK に統合されています。IPOの料金表以外の「公式請求書」は払わないでください。

主な機能と強み

無料検索とニース分類

Search for a trade mark は番号、権利者、キーワード、図形で英国の出願・登録を調べます。分類検索と “Search UK trade mark classes” でニース分類を選びます。検索自体に料金はありません。結果は法律意見ではありません。類否、発音、関連商品は審査と異議で決まります。FBA納品やパッケージ印刷の前に、実際に売る分類(マーケットプレイスでは 9、18、21、25、28 類が多い)で正確検索と類似検索をかけてください。

オンライン出願、Right Start、審査

標準ルートはオンラインの e-TM3 です。所有者または代理人のうち少なくとも1名は、英国、ジブラルタル、チャネル諸島の郵便住所が必要です。中国拠点のブランドは英国住所や英国代理人を置くことが多く、中国本土住所だけでは足りません。出願は提出と同時に公開され、ドメインの先取りリスクが出ます。Right Start は料金を二分割し、先に審査報告を受けてから第二段階を払うかを決めます。GOV.UK のタイムラインは審査報告まで約4週間(20営業日)。CITMA の 2026年2月実務メモは、商標審査報告の約90%が10営業日以内と書いています。いずれも目安であり保証ではありません。

更新、争訟、偽請求書

登録期間は10年で、更新すれば無期限に続けられます。料金表には異議(TM7)、無効、不使用取消、移転、証明謄本もあります。IPO は、公式に見える「登録」「国際記録」の請求書を第三者が送ると繰り返し警告しています。金額は本物の官費より高いことが多いです。GOV.UK の料金表で確認し、疑わしい請求は misleadinginvoices@ipo.gov.uk へ。IPO は Amazon Brand Registry の代行窓口ではありません。

対応プラットフォーム

IPO が登録するのは英国の権利だけです。セラーは通常、Amazon英国のBrand Registry、場合によっては他のAmazonストア(Brand Registryが認める登録庁による)、eBay英国、自社サイトに接続します。EU販売は 欧州知的財産庁(EUIPO)、米国は 米国特許商標庁(USPTO)です。マドリッド協定議定書で英国を指定できますが、英国部分の審査は IPO です。公開ツールは英語が中心です。

向いている使い方

  • 個人・少人数チーム:ワードマークが空いていて、1分類、英国住所があるなら GOV.UK で官費を払って出せます。
  • 中規模ブランド:英国でA+、ブランドストア、乗っ取り苦情を扱うなら、Brand Registry用の英国登録が必要になることが多いです。
  • 向かない人:英国で売らない人。IPOを有料の自動登録だと思っている人。審査があり、却下されても出願料は戻りません。
  • 代理人を使うべき人:図形商標、多分類、明らかな抵触、英国住所がない場合。

具体例:プライベートブランドの厨房家電を英国FBAに送る前に、ブランド名と第11・21類を検索します。空きがあれば1分類をオンライン出願し、出願番号または登録番号でBrand Registryに進みます。審査を待てない場合の Amazon IP Accelerator は弁護士費用であり、IPO官費ではありません。

料金とコスパ

2026-09-06 に GOV.UK の Trade mark forms and fees(2026年4月1日以降)を確認しました。

  • オンライン出願 1分類:£205、追加分類 £60
  • 紙出願 1分類:£250、追加分類 £60
  • Right Start 第1段階 / 第2段階:各 £125、各段階の追加分類 £30
  • 更新 1分類:£245、追加分類 £60
  • 検索、分類照会、追跡:無料

早期審査など別様式は追加料金です。代行手数料、英国住所サービス、Amazon IP Accelerator の弁護士費用は官費ではありません。英国プライベートブランドなら IPO 官費は照合できる固定費です。「必ず登録」という高額見積は、この表と突き合わせてください。

ユーザー評価

英国の中小企業フォーラムや Amazon Brand Registry の投稿では、IPO検索は開店前の確認であり、買う商品ではありません。よくある失敗は、ニース分類の誤り、広すぎる指定で審査意見が付くこと、英国住所がないこと、EU商標を英国商標だと思うことです。IPO自身の詐欺警告は、弁護士やフォーラムの話と一致します。出願後数週間で公式に見える更新請求が届くことがあります。窓口は information@ipo.gov.uk と 0300 300 2000(国外は +44 1633 814000)で、中国語のチャットサポートではありません。中国語圏の独立したIPOレビューは少なく、議論は代行見積の中にあります。

競合比較

IPO は登録庁です。本カタログの代行会社は書類作成と手数料の請求をするだけで、証書は IPO から出ます。EUIPO は EU加盟国であり英国を含みません。USPTO は米国です。iP51 のような第三者検索は多国横断の中国語画面には便利ですが、法的状態は IPO 登録簿が正です。

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注意点・弱み

英国住所要件のため、中国拠点のセラーは代理人に流れます。審査で拒絶されても出願料は戻りません。無料検索はクリアランス意見ではありません。出していない分類の商品は守れません。EUTM は英国商標ではありません。ツールと電話は英語中心です。IPO は Amazonアカウントの異議申立を扱いません。

まとめ

英国でプライベートブランドを売るなら、まず IPO で自分で検索し、£205 の官費で出すか代理人を付けるかを決めてください。代行のランディングページやアンケートを公式窓口だと思わないこと。EU、米国、日本は別の登録庁です。

次の一歩:GOV.UK の商標検索 でブランド名を調べ、分類と英国住所を確認したうえで、出願案内 の 2026年4月以降の官費を見て提出してください。

データの注記

2026-09-06 に GOV.UK の組織ページ、商標料金表(2026-04-01〜)、検索・出願ページ、IPO の誤請求案内を再確認。published(2024-03-15)、monthlyVisitsdomainRatingauthorityScore はカタログ上のプレースホルダで 未確認。Patent Office の沿革は19世紀に遡ります。IPO は対外名称で、改称日は 未確認。審査期間は案件によります。

基本情報

データ統計

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