概要
Market Finder by Googleは、輸出先や次の言語ストアを決めるチーム向けの無料ウィザードです。2026-09-06に marketfinder.thinkwithgoogle.com は /intl/en/ へリダイレクトし、タイトルは “Find Global Business Opportunities - Market Finder by Google” のままです。プロダクトは稼働しています。広告アカウントでもAmazonマーケットプレイス選択器でもありません。
使い方は既存サイトを貼ることです。Googleがページからカテゴリーを推定し、検索量、広告の推奨入札、ビジネスのしやすさ、購買力で国を並べます。「次の店頭やAmazon拠点をドイツにするか」には答えます。「来週このASINが売れるか」には答えません。ASIN履歴は Keepa、季節性は Google Trends です。
Google自身のデモは三段階です。機会のある市場を見つける、運営ガイド(物流・決済・コンプライアンス)を読む、海外で集客する。国別ガイドと事例も同じプロパティにあります。数字はGoogle検索と広告の集計であり、税関やモールGMVではありません。
主な機能と強み
サイト識別とカテゴリー照合
歓迎画面でURLを求め、カテゴリーキーワードを引きます。公開資料では製品カテゴリー3000超、約55言語と説明されてきました。カテゴリーは手で増減でき、上限はおおよそ五つです。Shopifyやコーポレートサイトがある場合に効きます。クロールできるトップがないAmazon専業は照合が空振りしやすく、手選びが必要です。
四つの信号による国ランキング
推奨市場は、カテゴリーの月間Google検索、Google Adsの推奨入札(オンライン競争の代理指標)、ビジネスのしやすさ、可処分所得の加重です。検索が多く入札も高いなら需要はあるが獲得は高い。検索が多く所得が低いなら、クエリが有料の越境注文になるとは限りません。出力はショートリストとして扱い、広告予算の前にTrendsとKeyword Plannerで語句を確認してください。
運営・マーケガイド
国を選ぶと、物流、現地決済、税、広告の記事とチェックリストが付きます。読み物であり、通関やVAT申告ソフトではありません。初めてEUに出すチームには「漏れ防止」の地図になります。すでにドイツ法人と現地在庫があるチームには浅いです。
対応プラットフォーム
Amazon Seller Central、Shopify管理画面、Google Adsには接続しません。公開URLを貼るだけです。対象はGoogleが検索・広告データを持つ国であり、Amazonのマーケットプレイス一覧ではありません。Googleアカウントでレポートを保存できますが、広告開設の必須手順ではありません。
向いている使い方
- 言語や国を足すDTC:DE / FR / JPの第一フィルタ。
- 社内の進出メモ:「なぜこの三国か」のGoogle口径ショートリスト。
- 不要な人:サイトがなくAmazon卸だけ、あるいは販売と広告の実データで市場が決まっているチーム。
具体例:キッチンツールのShopifyが最初のEU言語を選ぶ。トップを入れて、人口の大きい国よりドイツが上に来るか見る。ドイツの検索が高く推奨入札も高ければ、Keyword PlannerのCPCとFBA輸入コストを並べてから amazon.de かフランス語店頭かを決める。
料金とコスパ
無料です。レポート保存にGoogleアカウントが要るだけで、席料はありません。本当のコストは広告、VAT、物流、サポート時差です。「ツールが無料」は「ドイツ進出が安い」ではありません。
ユーザー評価
輸出振興機関やGoogle連携イベントでは入門講座扱いです。AmazonセラーのRedditで毎日ツールとして名前が出ることは少なく、Keyword PlannerとTrendsの方が出ます。批判は一貫しています。ニッチSKUのカテゴリー検出が弱い、検索大国に偏る、手数料やFBA費用がない。調査の週の道具であり、選品の午後の道具ではありません。
競合比較
Google Trends に対しては、5年の季節線ではなく国のショートリストです。Google Keyword Planner に対してはキーワード単位のボリュームがありません。Think with Google に対しては、編集型リサーチハブではなく対話型スクリーナーです。Amazon拠点の選択は ungating、VAT、輸入運賃に依存し、ここでは計算されません。
代替ツール
- Google Trends:候補国が決まったあと、需要と季節性を見る。
- Google Keyword Planner:検索量帯とCPCが必要なとき。
- Think with Google:国ランカーではなく小売・広告の研究レポートが必要なとき。
注意点・弱み
サイトがないモール専業は自動照合がほぼ使えません。カテゴリーツリーはGoogleショッピング寄りでAmazonノードではありません。関税、FBA、返品率の計算はありません。重みは非公開です。ガイド記事は古くなり、VATや包装法は政府が正です。広告出稿ツールではありません。
まとめ
サイトがあり次の国が未定なら、30分使う価値があります。ASINを転がすだけならTrendsとSeller Centralへ。ショートリスト生成器として使い、実現可能性レポートだと思わないでください。
次の一歩:Market Finder を開き、URLを入れて三国ショートリストを出し、TrendsとKeyword Plannerで語句を確認する。
データの注記
2026-09-06に marketfinder.thinkwithgoogle.com(/intl/en/ へ302、HTTP 200)を再確認。プロダクトは稼働。published(2024-03-15)、monthlyVisits、domainRating、authorityScore はカタログ上のプレースホルダーで未確認。カテゴリー数、言語数、加重式は過去のGoogleデモに由来し、現行ビルドでは未確認。初回公開日は未確認。