概要
アマゾンメキシコの Seller Central(sellercentral.amazon.com.mx)は amazon.com.mx の公式コンソールです。買い物客側はスペイン語とメキシコペソ(MXN)。セラー側は出品、FBA、広告に加え、SAT が求める RFC と CFDI 請求です。2026年に損益を動かす本丸は画面改修ではなく源泉です。公式ヘルプは、2025-11-07 の税制改正により、代金を預るプラットフォームとしてアマゾンが 2026-01-01 から VAT と所得税(ISR)を源泉すると書いています。有効な RFC がない場合、未登録の最高税率(ヘルプでは 20%)が適用され得ます。
メキシコは米・加・伯と同じ北米統一アカウントです。米 Professional 済みなら、新しいメールではなく Amazon.com.mx へ切り替えます。公開の登録案内は vender.amazon.com.mx。分割払い(meses sin intereses)、IVA 込み手数料、ISR 源泉は、同じ SKU の粗利を米国と別物にします。
主な機能と強み
統一ログインとスペイン語カタログ
認証情報は米国ストアと共通にできます。切替後のカタログ、広告、入荷はメキシコのFC網です。スペイン語タイトルとコンプライアンス資料は別オブジェクトです。米FBA在庫がそのままメキシコのPrimeになるわけではありません。リモートフルフィルメントの可否はアカウント内の実際の入口で確認します。
FBA、Seller Flex、Easy Ship
メキシコは FBA に加え Seller Flex と Easy Ship があります。公式「2026 Amazon.com.mx fee changes」はカテゴリー、価格帯、重量で物流費を分け、ヘルスケア等は 2026-02-17、酒類は 2026-06-04、一部重量帯は 2026-07-06 です。Seller Flex は 2026-02-17 以降 IVA 込み表示。MXN 150 / 299 / 499 付近の価格帯は米国のサイズ帯表ではありません。
RFC、CFDI、ISR
検証済み RFC があるセラーだけが、税票に自社税号を載せられます。Tax Document Library の CFDI は XML が法定、PDF は控えです。2025-01-01 以降は Seller Fee Tax Invoices。個人と法人で ISR の扱いは違います。RFC 未入力は任意項目ではなく、週次入金の前に源泉で削られます。
対応プラットフォーム
対象は Amazon.com.mx のみ。北米統一アカウントで米・加・墨・伯を切り替えられますが、メキシコは MXN・IVA・SAT です。Mercado Libre メキシコでも Shopify でもありません。Keepa はメキシコ ASIN の履歴を持ちますが、源泉と CFDI は本コンソール側です。
向いている使い方
- 米ブランドの域内拡大:ストア切替、スペイン語出品、現地 FBA。IVA と ISR を織り込んだ MXN 価格。
- RFC を持つ現地セラー:日常OS。CFDI とアカウント健全性が下限。
- 中規模チーム:ブラジルより摩擦は小さい第二の北米ストア。バイヤーメッセージはスペイン語。
- 向かない人:RFC なし、大型の安価SKU、英語ページのままテスト、2026年源泉後に成り立たないアービトラージ。
具体例:米国のパーソナルケアをメキシコ画面に移し、RFC を入れ、スペイン語箇条書きを書き、2026年の価格帯で FBA を試算します。源泉後に広告の損益分岐を割るなら、米 TACOS をそのまま載せません。
料金とコスパ
公開情報では Professional 月額 MXN 600 と書かれることが多いです。公式の2026年改定は、2026-02-17 以降、前月売上 MXN 26,000 未満 なら MXN 75 です。紹介料はカテゴリーでおおむね 8%–20%。FBA / Flex / Easy Ship、保管(dm³、第4四半期は高い)、広告は別です。
価値はスペイン語の Prime 需要であり、安い月額ではありません。2026年は一部物流を下げ、源泉を足しています。昨年の MXN 600 + 15% のままでは計算がずれます。
ユーザー評価
米セラー向け LatAm セッションでは、メキシコはブラジルより簡単な北米追加、と説明されます。不満は RFC/CFDI の初期設定、源泉後の入金不一致、低価格帯の物流費比率 に集まります。英語 Reddit は米国ほど厚くないがブラジルよりは多く、リモートフルフィルメントや返品住所、IVA 込み表示が定番です。CFDI の項目名はメキシコヘルプが一次情報です。
競合比較
比較は米国セラーセントラル(同じログイン、違う税)とブラジル(同じ地域、NF-e)。Mercado Libre は一部カテゴリーの現地代替です。Keepa は出店しません。Walmart メキシコは別審査です。
代替ツール
- アマゾン:統一アカウントと販売プランの全体像。
- ブラジルのセラーセントラル:同じ地域のポルトガル語ストア。請求制度が違う。
- Amazon Seller Central(米国):メキシコ切替前の親コンソール。
注意点・弱み
スペイン語の顧客対応は必須です。RFC 欠落は高いです。2026年の価格帯料金は安価SKUの一件あたり比率を急に上げます。Flex/Easy Ship の資格は FBA と違います。翻訳ツールは NOM を満たしません。SAT 申告ソフトの代わりにはなりません。
まとめ
RFC の経路がありスペイン語出品を維持できるなら、2026年の北米拡店としてはメキシコの方がブラジルより現実的です。先に源泉、次に MXN 75 / 600 の月額分岐を見てください。
次の一歩:sellercentral.amazon.com.mx で RFC を確認し、「2026 Amazon.com.mx fee changes」と収益計算機を読む。登録文面は vender.amazon.com.mx。
データの注記
2026-09-06 に sellercentral.amazon.com.mx の料金改定・ISR/CFDI ヘルプと vender.amazon.com.mx を照合。published(2024-03-15)、monthlyVisits、domainRating、authorityScore はプレースホルダで未確認。MXN 600 / 75 と紹介料はアカウント内で再確認。消費者ストアは2013年頃、本エントリの published は未確認です。